中国餃子レシピ
(※ちょっと私なりに改良してみましたっ★)
約40個分
(※餃子だけを食べるなら、1人20個くらいは食べられますよ)
≪皮を作る≫
材料)
強力粉 200g
水またはぬるま湯(20〜30度くらい)100g ※ぬるま湯の方が発酵が早く進みます
足し水 10〜15cc ※大さじ1=15cc
作り方)
1、 ボウルに強力粉を入れ、水(またはぬるま湯)を加え、よく捏ねます。
2、 ボウルのへりについた粉もすべてとりこむようにします。ここで、どうしてもひとつにまとまらないようであれば、足し水をします。
3、 粉っぽさがなくなったら、ひとつにまとめます。※この時はかなり固い状態でも均一にまざっていれば大丈夫です。
4、 よく絞ったぬれ布巾をかけて、電子レンジの「発酵」で約30〜40分寝かせます。※電子レンジがない場合は、温かい部屋で約50分ほど置いておきましょう。
5、 表面にツヤがでて、耳たぶくらいの柔らかさになれば、発酵は完了です。
6、 軽く打ち粉(強力粉)をして、生地を取りだし、3分ほどしっかりと体重をのせて捏ねます。
7、 まるくまとめて、中央に穴をあけ、わっか状に伸ばします。直径2センチくらいにのばしてください。
8、 1センチ幅(約40等分)に包丁で切り分けます。※乾燥するので、3つずつくらい切ります。また、残りの生地には、ぬれ布巾をかけておくといいでしょう。
9、 切り口を上にして、手のひらで押しつけ、丸い形を作ります。
10、 左手で生地の左上を持ち、右手の麺棒で伸ばします。左手で生地を30度ずつ回転させながら、直径8センチくらいまで伸ばします。※中心は厚めで、周囲がやや薄くなるのがベストです
≪餡を作る≫
※中国ではいろいろな具材を餃子に入れます。季節の野菜なら何でもいれてしまうそうです。味付けはすべて同じでも大丈夫です。
≪餡:エビとセロリと玉子≫
材料)
小エビ 150g ※5〜7ミリ幅に切る。大きなエビでも大丈夫です。歯応えを残したい場合は、大きめに切るのもいいでしょう。
豚ひき肉 150g
セロリ 1本 ※葉の部分を一緒に入れてもOK。みじん切りにする
きゅうり 1本
玉子 2個 ※ごま油で炒り卵にしておく
≪餡:豚肉とニラと白菜≫
豚バラ肉薄切り 150g ※5ミリ幅に切ります。中国ではすべてブロック肉を使い、歯応えが残る程度の大きさに切り、ひき肉は入れない場合もあります。)
豚ひき肉 100g
ニラ 1束 ※5ミリ幅に刻む
白菜 200g ※みじん切りにする
≪餡の味付け≫
塩・こしょう 少々
中華だしの素 小1(鶏ガラだしの素)小1 ※なくても大丈夫です。
ごま油 大1
水 50cc
作り方)
1、 材料をよくまぜます。味付け調味料と水を加え、よく捏ねます。
※炒り卵はよくまぜた生地に、最後に加えます。
(ポイント)
※餡の味付けはどれも同じですが、紹興酒(大さじ1程度)を入れると風味がよくなります。また、しっかりとした味がお好みの人は、少量の醤油、塩などで味付けをしてもいいです。
※餡に水分を加えることで、ふんわり、ジューシーに仕上がります。
※豚肉はよくもみこむことで、水分をまんべんなんく、吸収し、ねばりが出てきます。
※野菜の量を増やすことで、よりやわらかく、ジューシーな餡になりますので、お好みで調整してください。水分が多い野菜を大量に入れるときは、軽く塩をして、絞ってから入れるといいでしょう。
※豚バラ肉の薄切り肉やエビに、混ぜる前に、片栗粉(大さじ2程度)をまぶし、水を80ccにするのもオススメです。水分の吸収がよくなるため、よりふっくら仕上がります。
≪包み方≫
1、 左手に皮をのせ、真ん中にスプーン1杯程度の具材をのせます。
2、 皮の上下の真ん中を合わせ、ギュッと押さえます。
3、 手前の生地の中心から1/2のところをつまんで、内側(中央)に折込みます。
4、 後ろの生地の中心から1/2のところをつまんで、外側に折込みます。
5、 反対側も同じように包みます。
(注意点)
※合わせ目に餃子の水分が付いてしまうと、開きやすくなってしまうので注意しましょう。
※包み終わった餃子は他の餃子とくっついてしまうととれなくなってしまうので、間隔をおいて、打ち粉をしたバットにおいておきましょう。まとめて作ってしまう場合には、ラップをして乾燥を防ぎましょう。
≪ゆで方≫
1、 たっぷりのお湯を鍋に沸かし、沸騰したら、餃子を入れます。
2、 約3分ゆでたら、足し水をして、さらに3分ゆでます。※皮がぷくっとして、皮の色がややすき通ったらできあがりのサインです。
3、 アツアツの出来立てを好みのタレで食べましょう。
≪タレ≫
※中国では餃子自体にはほとんど味はなく、にんにくも入っていないそうです。
(にんにく風味ダレ)
にんにく ※みじん切り
中国黒酢 ※日本の醤油でもOK
※1〜2時間程度漬けておくと、にんにくがしんなりして、風味もアップします。
※他にもポン酢や、酢と醤油とラー油、豆板醤など、お好みのタレで楽しんでみましょう。
≪餃子(中国語発音:チャオズ)の話≫
中国北部では年越しに餃子を食べる習慣があるそうです。日本の年越しそばみたいなものです。(もちろん、日常的な食事でもあります)というのも、大晦日から元旦にかけて、「亥」の刻から、「子」の刻に変わることを地中国語では「交子」と書き、「チャオズ」といいます。これは「餃子」と読みが同じだからです。そのため、新しい年が良い年となるように願いを込め、年越しに餃子を食べると万事順調にゆくとされてきたのです。
また、餃子の形が、昔の中国のとても高価な貨幣である「馬蹄銀」の形に似ていることから、富が栄えるとも言われています。
中国の餃子の中身は様々で、ニラや白菜の他、大根やセロリ、季節の野菜を何でも混ぜます。伝統的な食べ方は「水餃子」です。焼き餃子もありますが、水餃子を作り、残ったり、飽きたりしたときに、焼いたり、または揚げたりするそうです。中国北部出身の人がはじめて日本に来た時、焼き餃子を出している店に入り、「残り物を客に出している店だ!」を思ってしまったそうですよ。ちなみに、焼き餃子のことは「ゴーティエ」といい、「チャオズ」とは異なる料理とされていて、皮を薄力粉(普通の小麦粉)で作ります。焼き餃子は、北京の屋台の名物となっています。
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