私が所属している「関西食ビジネス研究会」の1月例会がありましたっ★
「食」って本当に奥が深いですよね。。。
知らないことがいっぱい。。
講習会は、知識(昔のこと)もわかるし、トレンド(今のこと)もわかるので、
とても勉強になります。
今月のテーマは「知ってるつもり?!の神戸学」でしたよ。
講師は座長の曽我和弘先生です。
・『神戸人はパンが好き!』
大正時代からすでにパン食が日常的で、
「マル井」や「ベル」がはじまり。
学校給食にパン食が導入されたのも神戸が最初。
それは富山で起こった米騒動で、国はパン食を推進しはじめたのがきっかけなのだとか。
・『神戸はスイーツ発祥の地』
これは横浜という説もあるのだそう。
明治15年に元町にあった「二宮盛神堂」がはじまり。
ちなみに居留地の外国人向けの洋菓子だったそうだけど、
現在、このお店はなくなってしまっていて詳しいことは不明。
そして、それをさかのぼること明治6年に「亀井堂総本家」が作った
かわらせんべいも洋菓子の元祖といわれているそう。
ちなみに、瓦せんべいはこのお店がはじめて作ったのだとか。
小麦粉と卵、砂糖のみでシンプルに作ったもので、
イメージとしては“硬いかすてら”
ちなみに何で「瓦」の形にしたかというと、
起案者である松井佐助さんが古代瓦の収集家だったからなのだとか。
当時は「ハイカラせんべい」とか「贅沢せんべい」と呼ばれ、
またたく間に人気の商品となったのだという。
・モロゾフ、ユーハイム、フロイン・ドリーヴはみんな同じ収容所にいた!
神戸でも老舗のこの3店はみんな同じ収容所にいたのだとか。
1917年のロシア革命で亡命したきたモロゾフさんが、
チョコレートにナッツやクリームを入れて作ったチョコレート菓子が人気に。
ちなみに当時、板チョコはあったとされています。
そして、日本でバレンタインを最初にはじめたのもモロゾフ。
昭和11年のことでした。
ユーハイムの創始者であるカール・ユーハイムさんがドイツ人・
第一次世界大戦後、捕虜で日本に来て、東京でカフェをはじめたけど、
関東大震災で神戸にやってくることになり、
友人の紹介で欧風喫茶をはじめ、
そこではじめてバウムクーヘンを作ったのだとか。
フロイン・ドリーヴはもとは敷島パンに勤めていたけど、
日本人の奥さんと結婚して、パンやさんをはじめた。
NHKの朝の連続テレビ小説「かざみどり」はそのお話。
・神戸のお菓子
『一番館』http://www.nrjp.com/itibannkann/
ポームダム―ル
しっとりとしたりんごが入ったチョコレート。
りんごを密で長時間ボイルしているこのチョコは神戸の定番。
ちなみに「ポームダムール」とはフランス語で「愛のりんご」。
『ユーハイム』http://www.juchheim.co.jp/
バウムクーヘン
ちなみに写真は限定商品で、普通のバウムクーヘンより、しっとりとやわらかい仕上げになっていました。
『モンプリュ』http://www.montplus.com/
最近人気の正統派フランス菓子のお店。
オーナーパティシエの林さんが作るこだわりの洋菓子は甘さがしっかりとした王道タイプ。
・神戸発祥のものいろいろ
□パーマネント
□カラオケ
□水族館
□マラソン
□ゴルフ場
などなど
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